そのため、「商品マスタ」には「賞味期間」を入れ、生産表には賞味期限を入れ、お客様から問い合わせがあった場合にすぐに対応できるようにします。
最低限作成したいマスタとしては以下があります
商品マスタ
資材マスタ
仕入先マスタ
社員マスタ
後でよく必要になるマスタ
分類マスタ(出来れば「分類2」などいくつか用意する)
部署マスタ(「生産1課」など部署別に生産品を分けている場合に使う)
生産資材マスタ(1商品生産に必要な原材料と量を入れる。原材料発注時に使う)
では、商品マスタを作ってみましょう
テーブルはクエリやフォームと区別出来るように名前の先頭に「T_」などをつけると、クエリで選択する際に楽になります。
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| 商品マスタ詳細 |
主キーとしてIDを作ります
私はテーブル名をIDの前につけてリレーション時に見やすいようにしています
商品コードは担当者が分類の代わりに入れたり、販売管理システムのコードを入れたり出来ます
商品名カナのように、名前で並び替えをする可能性がある場合はカナフィールドを用意した方が良いです
入数は3個入力欄を設けています
食品の場合、2個セットを中箱に4袋入れて、中箱6個で1箱
と言うようなことも良くあるので最低3個くらい用意しておくと汎用性が高まります
商品個数を計算しやすいよう1箱の合計数を「入数」として別に持っておいた方が便利です
最後に日付ですが、登録日、更新日、販売終了日を作りました
これ以外にも製造するために登録をするが、間違って発送されないようにしたい。と言う場合に対応するため「販売開始日」という日付を入れたときもあります
使用の流れとしては下記のようになります
登録日:商品マスタを登録した日付。新規作成時に自動で入力
更新日:マスタが変更した時の日付
販売終了日:お客様への新規案内はしないが、在庫が無くなるまでは販売する
使用中止:在庫が終了したらチェックを入れる
このように、マスタの変化と実際の業務の区切りがリンクするようにフィールドを作成しましょう。
次回は資材マスタを作成します
